今回のCOVID-19によって、私の大学生活は一変しました。
予定していた就活イベントや留学は、霧のように消えていきました。

そして長い対面の会議や、ハンコ文化なども、消えていくのかもしれません。
さらに就活も、新たな形に変化しようとしています。
直接会う事はできなくても、人は繋がることができます。

このプロジェクトは、就活生と企業の課題を同時に解決します。
霧が消た後の、美しい景色が見えること、
この行動が誰かの役に立つことを願っています。

わくわくスイッチは2015年に三重県で誕生したキャリア教育を行う組織です。これまで地域企業と若者の橋渡しをするインターンシップコーディネートや、地域で活躍する経営者をゲストに招いた勉強会など、さまざまなプロジェクトを行ってきました。

また、1年を通して、多くの学生との面談を行い、キャリアについての相談やアドバイスを行っています。

インターンシップや地域のイベントに参加した学生からは
「地域にはこんなに面白い会社があるんだ」
「仕事や働くことに対してイメージが変わった」
「知名度や規模にとらわれずに就職活動をしたい」
といった声がたくさん寄せられ、インターンシップを通して就職につながった例もあります。

しかし、この度の新型コロナウイルスの感染拡大により、合同説明会の中止や各企業の採用スケジュールの変更が相次ぎました。特に地域で就職したいと考えている就活生にとっては、合同説明会の中止等により地元の企業と出会えるきっかけが激減しています。

また、オンライン説明会やオンライン面接を実施している企業の情報が集約されておらず、結果的に大手ナビサイトに掲載されている、知名度の高い会社にエントリーが集中してしまう傾向にあります。また、この状況が続けば、現3年生はインターンシップに参加することが難しく、地域企業との接点がないまま就職活動を迎えてしまうことが予想されます。

一方、企業に、就活生に自社の魅力を伝える機会が著しく減少してしまいました。とりわけ、三重県は地元への定着率が非常に低く、県外流出がますます加速する可能性もあります。若者と企業の接点が失われることは、企業にとって、そして地域にとって大きな損失ともいえるでしょう。

そこで、当プロジェクトは、就活生の不安を取り除き、地域企業との接点を作ることを目的として、応援・企業PRを兼ねたメッセージ動画を募集することにしました。なるべく多くの動画を集め、サイトに企業の情報を掲載する予定です。地域企業の皆様と教育機関、地域の支援機関や行政の方々の協力を得て、ぜひ、多くの企業様にご参加いただきたいと思います。求人情報やHPを見ているだけでは伝わりにくい、企業の方の思いや魅力を１分の動画にのせて一人でも多くの学生に届けてまいります。

このピンチをわくわくに！ぜひ皆様と一緒に、このプロジェクトを盛り上げていきたいと思います！
どうぞ、よろしくお願いします。